子供のバレエは何歳から?




親子
探してみますと、「赤ちゃんのリトミックバレエは0歳から!」という所もありますが、
本格的なお教室は大体4歳くらいからという所が主流です。
その他にも「プレ・バレエ」と言って2歳くらいから
バレエの前段階のリトミック的なクラスを導入していたり、
バリエーションは多岐に渡っています。多すぎて悩むくらいです。

「それじゃ、上手くなる為には早くから習わせたほうがいいの?」

というと、一概にそういうものではない・・。
バレエに向いている子供は小学生になってから入ってもグングン伸びます。

幼稚園、プレ・バレエから入っている子の多くは「子供」より「親」が
バレエが好きで習わせている子供が多い印象ですね。

なので多くのお子様は「気が付いたらバレエをやっていました~」的な状況なのでしょうか。
自分からアグレッシブに吸収していく!っていう心境になる子供は一握りです。
きっと幼児と言う年齢はバレエが好きで頑張る、っていうよりも親に褒めてもらいたいから
頑張る、という時期なんでしょうね。

自分から学ぶ!好きだから頑張る!っていう意欲が子供に出来ていくのは
小学校に入ってから顕著になっていきます。

学齢に達して入ってきた子供は自分で「習いたいから来た」という
意識が強いのか、人一倍、集中注力を発揮してあっという間に抜きん出る子供もいます。
もともと全てにおいて集中力が強いのかな~と思って親御様と話すとそういう訳ではなく、
本人自身が「とにかくバレエが好き!」っていう気持ちが強いのですよね。エライです・・・!
ちなみに日本の最高峰バレエダンサーと称される
元英国ロイヤル・バレエでプリンシパル(最高位ダンサー)として活躍した吉田都さんは9歳から、
同経歴の熊川哲也氏は10歳からバレエをはじめられたそうです。
2014年にローザンヌ1位を獲得した二山治雄さんも小学1年生の時からとのお話ですね。
そもそも学齢前にバレエを習う傾向になったのはヴァルナ国際バレエコンクールで金賞受賞し
日本バレエ界のレベルを引き上げた森下洋子さん。彼女が3歳からレッスンを始めたという影響が大きいと言われています。

なので幼児期はあまり過度な期待をせず 慣れ楽しむ時期だと考えましょう。
幼児用のレオタードはとにかくかわいいし♪
小さい子供の発表会は夢みたいで、写真やDVDは一生の記念に残りますよね。

ちなみに、日本の中で海外公演実績数No.1を誇る東京バレエ団の名プリマ斎藤友佳理さん(ユカリーシャ)を育てられた木村公香さんの書籍(↓)では6歳と仰っています。
バレエを習う親の姿勢について興味深い事を書かれており、初心者の方でも参考になります。

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