イタリアを代表する世界遺産の『ポンペイ』。
79年8月24日に噴火したヴェスヴィオス火山に遭い火山灰に埋まって消失した古代都市です。
一時は忘れ去られたものの1748年、当時のナポリ王であるカルロ王の指導によって発掘が始まり、現在もなお研究が続いています。
明治時代に岩倉具遺外視使節団が訪れて以降、イタリアの有名な遺跡として毎年多くの日本人観光客が訪れています。
で、そんな日本人の1人として2度目のポンペイ再訪をしたわけなのですが・・・
真夏のイタリアの日差しはかなりキツイです。
遺跡内は高い建物がなく遮蔽物が殆どないので遺跡に一日いると
カラカラになってしまう・・・・。
そう聞いていたのですが。
ここどこ~!?
っていうくらいの都心にありそうなカフェが
ポンペイの遺跡のど真ん中にありました。
遺跡の一つに自動ドアがついていたのです。
「じ・・・自動ドア?(汗)」
開いたら現代に戻っていました。
水どころではありませんピザ、アイスクリーム、
パスタ・・・お土産まで、何でもあるカフェだったのです!
前回の20年前はこんなのなかった・・・;
時代は進化しているんですね。
あの頃はまだ発掘が4分の1だったし、ナポリの治安は悪いわ、景気も悪かったイメージでしたが
すっかり垢抜けて見事「THE!観光地!化」を成し遂げてしまったようです。
そしてお店を出るとやはり2000年前からの廃墟が広がっています。
どちらが夢か、現実か・・・。
幻をみているかのようでした。