【可能!】ローマからアマルフィ1泊2日のフリー個人手配の記録

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夏休みのイタリア旅行はローマからアマルフィへ1泊泊まりに行きたいなぁと思いました。
小学生くらいの子供なら遺跡ばかりでは退屈だろうし、折角なら地中海で泳ぎたいですよね。

そこで考えたコースは以下の通り。

【プラン1】ローマ→ナポリ→カプリ島(青の洞窟)→アマルフィ→ポジターノ(1泊)→ソレント→ポンペイ→サレルノ経由→ローマです。

【プラン2】青の洞窟へ行きたいので、天候次第ではナポリから→ポンペイ→サレルノ→ポジターノ(1泊)→アマルフィ→カプリ島→ナポリ→ローマもありかと。

ローマ→ナポリ間はレイルヨーロッパの「お得な早割り」でゲットです♪

ナポリからはタクシーで市内のヴェルヴェッロ港へ(15分程度)。ヴェルヴェッロ港から高速船でカプリ島へ行きます。
青の洞窟を観た後、夏休みなので少し泳いで、また港の定期便フェリーで世界遺産アマルフィへ。
世界遺産のアマルフィからポジターノまではバス。
ホテルへ一泊したのち、午前中泳いで午後からバスでソレントへ向かい(1時間)、私鉄ヴェスビオス鉄道でポンペイまで行って閉園まで見学。
そのあと国鉄ポンペイ駅からサレルノへ出てローマへ戻れば1泊2日完璧♪ってザックリ考えていました。

ただ・・・この上記の計画でひとつだけ誤算がありました。

ポンペイから国鉄ポンペイ駅が予想以上に遠かったことです・・・・。道に迷いました;

なので次回このコースに挑戦する場合は帰りもヴェスビオス鉄道を使ってナポリへ出て、ローマへ戻るのが効率的に良いです=3
道に迷ったせいで深夜10時半にナポリ駅を通過するハメになりましたが、ホームを観る限り人でごったがえす夜の上野駅みたいでした。

夜行列車でローマに戻るハメになりましたがサレルノという南イタリアののんびりとした現代都市(ベットタウン)を歩けたことは良い思い出に。
海風が香って気持ちよかったし、イタリア人の普段の生活を身近に感じられました。
思い出すと気持ちが暖かくなります。
【サレルノで見つけたカファレルのクッキー】カファレルってチョコレートは有名ですが、クッキーもあったんですね。素朴な味でした♪
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呑気なポンペイ『秘儀荘(ヴィラ・ディ・ミステーリ)』POMPEI

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ポンペイ・レッドが鮮やかに残る『秘儀荘(ヴィラ・ディ・ミステーリ)』。エルコラーノ門を出て遺跡の瓦礫と野原を進むと北西の端にあります。
紀元前60年頃に描かれた『ディオニソスの秘儀を等身大で描いている赤地の壁画』がとても有名な貴族の館です。

遺跡のはずれの結構さみしい場所で、観光客は私たちを含めて2~3組しかいませんでした。
それなのに・・・なぜかここだけ入り口近くでご機嫌なフニクラの歌が野原に置かれた椅子に置かれているラジオで流れていて謎でした;
周囲に誰もいないし・・ツアー客が集団で回るには駅から距離があるのでしょう。プログラムにはあまり組まれていないようです。
館自体は紀元前2世紀に建てられたもので建築途中のように断片的に残っている建物です。
当時は海を臨むように建築されたそうです。
でも食堂(トリクリニウム)だけは日が差さって変色しない程しっかり残っていたので
赤い壁画が見事にありました・・・・!

中世ヨーロッパの宗教絵画の様式など存在しない時代の壁画はリアルでした。
ルネッサンス以降の写実的絵画と変わりないくらいデッサンがとれていたのには驚きです。
ローマ帝国の崩壊から絵の技術も後退してしまったのですね。

今回のイタリア旅行。自由に回りたいと思ったのは、前回ツアーで行ったカメオ工場やら、ポンペイがイマイチドコを歩いているのか分からず
物足りなかったのが理由だったのです。なのでこの時点までは

ああ、フリーっていいな~♪

と呑気に思っていました。

↑まさかこの後、ポンペイをまるまる2周して迷子になった挙句、電車に乗り遅れるなんて想像もしてませんでしたから・・・!

ハプニングは『「Pompei Valle」という駅はありませんっ!ポンペイへ子供』と旅行続きます。