トルコ、イスタンブールから初めて入ったドライブイン。
ガラスケースにはこう書いてありました。
「テキルダーの名物、チーズのお菓子」
しかも結構字が上手!(笑)
チャナッカレ半島の根本にあたるこの場所はテキルダーという地名らしい。
食べたらチーズとハチミツを練ったようなデザートでした。う~む、甘いっ!
子供はスイカのガムに夢中です。日本にはないよなぁ。
日本のドライブインと比較しても新しく綺麗な施設でした。
センシティブなまでに、真っ白に輝くクリーンな雰囲気。
トルコって多様な民族が闊歩する雑多でエネルギッシュなイメージだったんですが
うーん、ここ本当にトルコなんでしょうか;(汗)
クールで現代的になってきてるんですね。
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真夏のロシアは日本と同じく暑いっ!首都モスクワ赤の広場から
イワン雷帝の時代に建造された聖ワシリーサ寺院です。
世界遺産ですね!バスで眼下に広がった赤の広場を目の当たりにすると強烈に感動しました。
ものすごいスケール感に圧倒されます=3
クレムリン内部にはロシア皇帝時代からの粋を極めた最高の至宝が眠る『武器庫』をはじめ
美術館、首相官邸、教会、レーニン廟(レーニンの遺体が安置されていて見学可能)
など見所も沢山♪しかし中を見るには入場制限がありクタフィヤ塔の横のカッサ(チケット屋)で取り扱っている
1日4回のチケット発行に多くの人が並びます。
・10:00~11:30
・12:00~13:30
・14:30~16:00
・16:30~18:00
この時はするっと入れるツアーの人が羨ましかったですが
時間制限されるより自分たちのペースでじっくり見れる個人旅行を選んだ以上仕方ない。
目の前で第1回目の販売がSOLD OUT!20人くらいが並んでいて早々に打ち切られました。
9時15分に行ったにのでは全く歯が立ちませんでした・・・;ガックシ。
しかし『武器庫』は見たい!ロシアの至宝!オルロフのダイアモンドオオオオオオっ!
つーワケで熱い視線をカッサのおばちゃんに向けて並びます。
ええ。並びますとも!午前中を費やしてしまっても構わないや。
その意気込みが通じたのか、暑苦しくて見るに見かねたおばちゃん。ちょっとだけ早めに「コイコイ」と
手招きしてチケットを売ってくれました。ありがたや~!!!!!!
まーそれでも午後入場なんですが。
最低限のキリル文字だけ頭に入れておいたら案外なんとかなるもんですね・・・;
日本人は行列に慣れている感がありますが、クレムリンに来る個人観光客にはたじろいでしまいます。
憧れの『武器庫』。そのダイアモンド庫は屈強なロシアガードマンが見守る中、更に入場制限されていました。
ダイアモンドで形どられたロシア地図からスタートです。さすがダイヤ産出国世界第一位!
待望のエカテリーナ2世のオルロフのダイアモンド。
「・・・・デカっ!」
ガラスなんじゃないかと思うくらいデタラメのサイズでした。こぶし大です。
またエカテリーナの婚礼衣装はまたデタラメなんじゃないかと思うくらい華奢なウェストでした。
後のふくよかな肖像からは想像も出来ません;
夏の日に行ったのに気温は30度!ロシアというと冬のイメージが強いので脳内では避暑のイメージだったのですが
全くそんな気温ではありませんでした。
しかもカラっとしているぶん紫外線が強く感じます。、
空を見上げると胸を空くような気持ちの良い青空が拡がっています。
後ろを流れるモスクワ河では暑さのあまりアルコールを飲んで飛び込む人も。
町中は夏の季節らしい陽気な雰囲気に包まれていましたが
現地のニュースでは溺れた人もいて大変だったようです・・・;ひゃー。
古代マケドニア料理(その1)
紀元前300年頃マケドニア貴族の結婚祝賀会メニュー「野うさぎのロースト」
【材料】「野うさぎのロースト」材料
野ウサギの背肉・・・1個
タマネギ・・・1個
オリーブオイル・・・適量
生のラヴィッジまたはセロリの葉・・・みじん切り
乾燥セイボリー・・・小さじ1
生または乾燥ヘンルーダ※写真の(フェヌグリークリーブ:FenugreekLeaves)で代用・・・小さじ2
セロリシード・・・小さじ1
アサフェティダ粉・・・小さじ1/2
赤ワイン・・・1と1/4
魚醤・・・大さじ2
黒コショウ・・・小さじ1
塩・・・・適量
【作り方】
①なべに湯を沸かしてウサギをさっとゆでる。(血が多いのでクサミを取るため)
②オーブン用のトレイに肉を移し、塩、コショウで味を調えオリーブオイルをかけて焼く。
③タマネギ、ヘンルーダ(フェヌグリークリーブで代用)、セロリの葉をみじん切りにし
他の香辛料と、ワイン、魚醤、オリーブオイル(大2)をまぜる。
④②に③をかけてオーブンで焼く。
⑤セロリの葉を散らす。
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このレシピはエジプト、オキシリンクスのパピルスに記載されていたギリシアの料理書から。
アレクサンダー大王が東方遠征で莫大な富を古代マケドニアにもたらした為、
マケドニア国内ではインフレが起こっていたようです。
ディアドコイ戦争で活躍した王たちはそのステイタスと外交手腕を示す為に贈り物を
多数用意しました。宴会に出された料理はもちろん、金や銀や青銅の皿、花冠、香水は全て土産になりました。
ただし結婚祝賀会でも男女の同席は許されず、この宴会の列席者は20人の男性です。
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ヒストリエを読んでいてよく食事のシーンが出てくるので
古代ギリシア料理ってどういう物だったのだろうか?と疑問が沸いてきました。
そんな訳で『古代ギリシア・ローマの料理の料理とレシピ』という本を参考に調理にレッツトライ♪
ちなみに上記の本は翻訳した文章とレシピのみで調理した写真の掲載は一切ないのです・・・;
実際に作ってみると
オーブン190度で1時間半との記載ですが昨今のオーブンの性能は上がっているので
そこまで時間をかけなくても大丈夫なのでは?と感じたり、国内にあまりない材料もありますので
取得可能で近しいスパイスを代用しアレンジしています。
作ってみた感想は2300年前の人って案外美味しいものを食べていたのだなぁと。
興味のある方はトライしてみてくださいね♪