オーレリー・デュポン(バレエダンサー)


オーレリー・デュポン(Aurélie Dupont )フランスのパリ・オペラ座バレエ団を代表するプリマバレリーナ。
マニュエル・ルグリとの共演で隔週バレエDVDの『シルヴィア』(ジョン・ノイマイヤー版)に出演している。
とにかく美しく、ため息の出る様なエスプリに満ちたダンサー。私生活では2008年、2011に2人の男の子を出産。

1973年、1月15日にフランスで産まれる。マックス・ボゾーニ(故)のプライベート・レッスンスタジオで学ぶ。
1983年、パリ・オペラ座バレエ学校へ入学。
1989年、パリ・オペラ座バレエ団へ入団。
1992年、ヴァルナ国際バレエコンクール(ジュニア部門)金メダルを受賞。
1998年、パリ・オペラ座バレエ団の最高位エトワールに昇格。

【『シルビア』でのオーレリー・デュポン】

No.12「シルヴィア」パリ・オペラ座バレエ団
|おススメ度★★★|子供と一緒に鑑賞★★|
<あらすじ>
月の女神ディアナに仕える、お気に入りのニンフ「(妖精)シルヴィア」。彼女に恋する牛童「アミンタ」が言い寄ってきて、相思相愛になりかけるものの
ディアナ以下恋愛禁止の掟により叱責され、アミンタを平手打ち!しかし、女神ディアナ自身も別の牛童に恋した過去を持っていた。その後、シルヴィアは愛の神アムールの誘惑によりディアナの元を離れ、享楽的な生活に身を投じる。(当DVDでは、ダンスパーティでタバコを舞台で吸うマイムも!)
月日は流れ、再会した白髪混じりのアミンタとシルヴィア。しかしもう時間は取り戻せない。
一言で表すと「エレガンス」!!!ですね。パリオペラ座のエスプリがTVから香ってくるかの様な・・・・現代舞踊(コンテンポラリー)満載のバレエでした。
題材がギリシア神話なのでクラシックかと思ったら肩透かしされましたが、そのモダンで斬新な踊りに釘付けです。
ガルニエ宮の杮落としで初演された演目をリニューアルして現代的にアレンジした演目。舞台美術もシンプルながら、フランスの最先端アートの様な演出、舞台セットで優雅な大人の気分に浸れます。従来の古典舞台がルーブル美術館だとしたら、パリモダンアートの殿堂、ポンビドーセンターと言った所。

【振付】ジョン・ノイマイヤー【音楽】レオ・ドリーブ【演奏】ポール・コネリー指揮/パリ・オペラ座管弦楽団
【出演】シルビア:オレリー・デュポン/アミンタ:マニュアル・ルグリ/アムール:ニコラ・ル=リッシュ/ディアナ:マリ=アニエス・ジロー
おススメ!DVD

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