小さいけれど一緒にバレエを鑑賞したい!情操教育に良さそうですよね。しかし、劇場は自分と子供だけではありません。観劇のマナーはしっかり守りたいものです。
「プレ」と言われる2歳前後からのスクールを持っているバレエ団は比較的安心です。会場では小さなお子さんの子連れが多く観劇する際も子供用の座高を高くするクッションを配って下さり有難いです。新国立劇場でもバレエ公演の際のキッズクッションがあります。
しかし、海外からのバレエ団や国内でも大人向けのバレエ公演をしている所では入場条件に「未就学児不可」と書かれている所もありますので、購入を検討する際にはしっかり確認しましょう。
また、バレエを習っているお友達がいたら、発表会へ呼んで頂いて鑑賞できたらベストです。
幼児番組に夢中になる様に、子供は同世代の演技に興味があります。きっとより楽しんで鑑賞する確立が高くなります。
あとは、「隔週バレエDVDコレクション」など、ビデオやDVDで自宅で鑑賞する方法です。
有名なバレエ団やバレリーナの名演技、名シーンを周囲を気にせず、親子でゆったり楽しめます。
チケット代と比較するとかなりお手軽なのではないでしょうか?
30本発刊予定なので観てみたい演目を選べば、きっと楽しい時間が過ごせるでしょう。
中でも「くるみ割り人形は」子供が沢山出てくるし、発表会でもよく行われるのでおススメです。
反対に「ロミオとジュリエット」の様な派閥争いや「海賊」でのハーレムや奴隷売買というテーマは幼児とって敷居が高いかもしれません;
■自宅でバレエ劇場「隔週バレエDVDコレクション」 基本はチャイコフスキー3大バレエ(↓)です。
白鳥の湖 | くるみ割り人形 | 眠りの森の美女 |
- プリンシパル
- 主役級ダンサーを指す言葉。エトワール(etoile)、プリマバレリーナ(女性に対しての名称)と同意語。バレエ団によって言い方が異なります。
- ファーストソリスト
- 準主役級ダンサーを指す言葉。プリンシパル、やエトワールなどの名称が無いバレエ団ではファーストソリストが最高位となる場合もありますが、英国ロイヤルバレエ団、パリ・オペラ座バレエ団、ボリショイバレエ団では準主役級の位置づけとなります。
- 定年
- パリ・オペラ座バレエ団では42歳。英国では特に年齢制限を設けていない。ボリショイバレエ団でも40歳を超えるダンサーは少ない模様。
- 全幕
- 全てのストーリーを通して行われるバレエ。
全幕は2,3時間と長いものが多いのでガラや部分のみ公演するイベントも。
一部だけ公演の場合は(第~幕)とピックアップで書かれている。
- ダンスール・ノーブル
- 男性、主役ダンサーを表す言葉
- バリエーション
- 「ソロ」と同じ意味。一人で踊るシーン。
- パ・ドゥ・ドゥ
- 男女が組んで踊るシーン。3人では「パ・ド・トロワ」、4人では「パ・ド・カトル」。
- コールド・ド・バレエ
- 群舞で踊る大勢の人を指す。通称「コールド」。
- ガラ
- 見せ場をピックアップしたダイジェスト版。「特別公演」という意味で海外では初日や最終日に行われる。
- コーダ
- 演目の最後の締めくくりシーンの意味。
- コリオグラファー
- 振付家を指す。
- ソワレ
- 夜に上演される公演
- マチネ
- 昼に上演される公演
- マイム
- 踊りではなく話しを進める為の、演技シーンの意味。マイムの動きには意味がある。
- キャラクターテール
- 主役ではないが個性的な役を一人で踊るダンサーを指す。=キャラクターダンサー。
- ディヴェルティスマン
- バレエの演目の中で本編と関係ない、余興の踊り。各国の踊りなどがそれ。