習い事のバレエを辞める時




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楽しい習い事『バレエ』。習いはじめた当初はレオタードを買ったり
バレエシューズやタイツ、バレエの髪結いの為のお団子用シニヨンセットを揃えたり、ウキウキですよね♪
しかし、何事にも始まりがあれば終わりがあります。

日本の子供が「習いたいお稽古」の中で現在5位に上昇中という人気の『バレエ』。
習う時期は3歳、4歳くらいの年齢から始められるご家庭が多いようです。
また純粋にバレエの道を志すのではなく、ピアノやフィギュアスケート、チアと一緒に音楽性や柔軟性を養う目的で始める方もおられます。
そこから7年ほど経って小学校4,5年生になった頃・・・。
いよいよ他の本命の習い事1本に絞り始めたり、或いは都市圏のお子様ですと塾通いが加わり、その通塾日数の多さや宿題をこなす為の時間を確保せざるを得ない状況に陥ります。多忙を極め「やめどき」を段々と感じる様になり、何度も考えた末に辞める決心をすることはよくある話です。

また小学校4年生にもなるとトゥシューズ(ポワント)を履くレッスンに
入り、バレエのレッスンが週に複数回に増えたりと一気に厳しくなります。
またバレエに向いているお子様には先生からの推薦で上級の舞台への出演や
コンクールへ出場の機会も増えていきます。
とはいえ、そんな優秀なお子様は10人のうちに1人くらい。
大勢のお子様は「それ以外」なのです。
誰に言われる訳でなくとも、その状況を知った保護者もまた
「向いていないのであれば、多くの時間やお金を費やしてまで一所懸命に何歳までも続けるほどではないのかも」「負担が多いのでやめさせたい」といえ考えに至る場合も多いのではないでしょうか。
またお子さん自身にとっては物心がつく前に親や周囲の影響ではじめたバレエですが小学校中学年にもなると少しずつ自我も出てくる時期に入ります。
運動神経、柔軟性、体型(スタイル)レッスンを受けている同世代の友達と比較したり将来を考え「自分には合わないのかも・・・」と悩むお子さんもいます。そしてもっと違う事にチャレンジする為にバレエを辞めたいと決意する子も出始める年齢です。

辞める多くのタイミングは「バレエ発表会の後」や「バレエの発表会へ向けてのレッスンに入る前」、そして2月に塾が始まる前の1月。
4月に入会希望の新しい生徒さんの体験レッスンなども入る為、
慌ただしく入れ替えが多い時期です。

この辺りで辞める方は珍しくはないのでバレエ教室の先生ご自身もわかっておられるし切りだしやすいタイミングだと言えるでしょう。
とはいえ今までお世話になった先生には何と言えば良いのか悩みますよね。
その様な状況になった場合、失礼にならない基本的な手順については以下の通りです。

①担当する先生の空いている時間を受け付け、もしくはご本人に問い合わせて「諸所の事情で辞めるにあたり、ご挨拶に伺いたいのですが」とアポイントを取る。
(→唐突に言われるよりも先生の方も心構えが出来ます)
②親子でご挨拶する
【理由】「勉強の為にしばらくお休みします」「○○が忙しい為、誠に残念なのですが時間が取れなくなり、辞めなくてはならなくなりました。」など。
お菓子を持って行く方が多そうですがバレエダンサーにとって太るのはNGなので事前に先生のお好きな物をリサーチしておく方がベターです。
そして「子供から先生への手紙」
お別れするのは残念ではあっても長年レッスンをみてきた
教え子からのメッセージは先生にとって一番嬉しいものですよね。

親の背中を見て子供も育ちます。
難しい局面でも保護者が「うやむや」にしない姿を見せることで
お子様とっても目上の方への接し方を学んでもらう機会だと考えて、決めたら前向に臨んでください。

終わりよければすべてよし。
最後までお世話になった感謝の念を大事にして、きっちりとご挨拶をしてバレエ教室を辞めましょう。

電話やメールで済ませるよりも長年お世話になった先生に誠意が伝わりますよ。

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