今年は大人向き『バレエの饗宴』




今年もバレエの饗宴が3月にNHKホールで開催されましたね。

第三回目は関西の名門、貞松・浜田バレエ団が出演されました。
ドン・キホーテの雰囲気はラテンの明るい雰囲気溢れるスペインが舞台なので
TVインタビューで語られていた通り
西日本のダンサーの踊りが気質にマッチしていてとても華やか!
観るものをワクワクさせてくれました。

関東からはスターダンサーズ・バレエ団。
伝統の古典バレエを踏襲しつつも、マーサ・グラハムのような近代舞踊や
ドラゴンクエストなど時代を取り入れた演目を織り交ぜて邁進しているバレエ団です。
今回はアメリカの巨匠バランシン。やはり国内で最も革新的なバレエを得意とする
だけあって古典とは違う切り口で魅了してくれました。

そしてバレエの饗宴のメインダンサーとも言える吉田都さん!
今回はフィリップ・バランキエヴィッチさんはドイツのシュツットガルト・バレエ団でプリンシパル(最高位ダンサー)と初共演。フィリップ・バランキエヴィッチさんは主人公ジェイムズの高揚感を現しているかのようなブルノンヴィルの細やかな足捌きが見事でした。そして都さんの艶やかな妖精シルフィードにはうっとり。
前回もそうでしたがいつもあっという間に終わってしまうのでもう少し観たくなりますね。

そして東京シティ・バレエ団の「ベートーベン 交響曲第7番」は
TVのインタビューで佐合萌香さんが困惑するくらいのハードな振り付けだった様ですが
観客をひき付けました!波のように畳み掛けるコールドは圧巻です。

今回は首藤康之氏と中村恩恵さんの「The Well-Tempered」、
酒井はなさんと 島地保武さんの「3月のトリオ」と、
コンテンポラリーが多かったですね。

世界的にコンテンポラリーの演目が重視されている傾向から
日本国内でも様変わりしていっている最中なのが伺えます。
古典からコンテンポラリーへと観客自身のバレエ観賞レベルが年々上がっているのかもしれませんが
子供目線で考えると難解になってきている印象でした。

来年はどうなっていくのでしょうか?
バレエの「今」がわかる『バレエの饗宴』。楽しみですね。

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