ジョゼ・マルティネス(バレエダンサー)


ジョゼ・マルティネス(José Carlos Martinez)スペイン国立ダンス・カンパニー芸術監督。スペイン産まれのフランス国籍。
もとパリ・オペラ座バレエ団のエトワールで長身のノーブルなダンサー。振付家としても活躍しています。

1969年、4月29日スペインの地中海に面する港湾都市、カルタヘナで生まれる。9歳でバレエをはじめる。
1993年、フランス、パリ・オペラ座バレエ団でエトワールに任命される。
1987年、ローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップを獲得、パリ・オペラ座バレエ学校へ入学する。
1988年、パリ・オペラ座バレエ団へ入団。レオニード・マシーン賞を受賞する。
1992年、ヴァルナ国際バレエコンクールのシニア部門で金賞を受賞する。プルミエ・ダンスールに昇進。
1997年 5月、エトワールに任命される。
1999年、スペイン・ナショナル・ダンス賞を受賞。
2005年、スペインの舞台芸術賞を受賞。
2011年、パリ・オペラ座バレエ団を退団。
2011年、9月スペイン国立ダンスカンパニー芸術監督に就任。

【パリ・オペラ座バレエ団ジョゼ・マルティネスのクリップ】

【『白鳥の湖』ヴァリエーション】

No.1No.1「白鳥の湖」ヌレエフ版
|おススメ度★★★|子供と一緒に鑑賞★
フランスを代表するパリ・オペラ座バレエ団。
ジョゼ・マルティネスが迷える、心の弱い王子役を見事に演じています。見目麗しく魅力的な金髪の悪魔ロットバルト(カール・パケット)にも注目。
DVDだけあって各人のUPも多いです。オペラ座の上から俯瞰で観る白鳥のコールド(群舞)も見ごたえがありました。
また悪魔「ロットバルト」は王子の家庭教師でもあり耽美的な男性同士の2人のデュエット(=パ・ド・ドゥ)が,いかにもフランスバレエ的な雰囲気をかもし出しています。
子供の発表会等では従来のロシア版(ハッピーエンド)が多いので新鮮な終わり方。通好みで大人の演目です。

【原振付】マリウス・プティパ、レフ・イワーノフ【振付】ルドルフ・ヌレエフ【音楽】ピョートル・チャオコフスキー/ヴェロ・バーン指揮、パリ・オペラ座管弦楽団
【出演】王子:ジョゼ・マルティネズ/オデット&オディール:アニエス・ルテステュ/悪魔:カールパケット

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