ステファン・ビュリヨン(パリ・オペラ座バレエ団)


ステファン・ビュリヨン(Stéphane Bullion)パリ・オペラ座バレエ団のエトワール(最高位)ダンサー。
高い芸術性を持ちつつも、長身で敏捷性が高いと評価される男性ダンサーです。

1980年、フランス、リヨンで生まれる。
1994年、パリ・オペラ座バレエ学校へ入学。
1997年、17歳でオペラ座バレエ団に入団。
2001年、コリフェ昇格。
2002年、スジェに昇格。
2003年、AROP賞を受賞する。
2010年、30歳でエトワールに任命される。

【『ラ・バヤデール』ヴァリエーション】

No.14「椿姫」パリ・オペラ座バレエ団 ステファン・ビュリヨン主演!
|おススメ度★★|子供と一緒に鑑賞★|
<あらすじ>
パリの高級娼婦マルグリット。彼女が結核で死に遺品がオークションにかけられた。かつての恋人、貴族青年アルマンがかけつける。
2人の淡い恋は彼女のパトロンである公爵、体裁を気にする父の懇願により引き裂かれてしまったが・・・・純愛とは何かを体現するバレエ。
「椿姫」と言えばオペラで有名ですよね。バレエでは各幕にひとつずつある見せ場のパ・ド・ドゥはガラ・コンサートでも上演されるくらい完成されています。
マルグリットの着ているドレス色より「青、白、黒のパ・ド・ドゥ」と言われ、2人の時間や心境変化が色濃く表現されています。
オペラと違いは彼女の死から始まる所。バレエにおける「椿姫」ならではノイマイヤーの新しい解釈ですね。
そして全編の音楽をショパンの旋律がとても美しく、そして悲しく、踊りを彩っています。
ダンサーにはアニエス・ルテステュ、そしてステファン・ビョユン!隔週バレエDVDコレクション「白鳥の湖」で悪魔ロットバルトを演じたカール・パケットが。
彼もまた違った雰囲気で出演していて軽やかな演技を見せてくれます。お子様には内容が悲恋、そして大人の恋愛なので・・・・少し敷居が高いかな?という印象ですが素敵です♪

【振付】ジョン・ノイマイヤー/音楽:フレデリック・ショパン/【原作】アレクサンドル・デュマ・フィス/【演奏】:ミヒャエル・シュミッツドルフ指揮、パリ・オペラ座管弦楽団【ピアノ】エマニュエル・ストロッセル、フレデリック・V=クニッテル【全3幕】
【出演】マルグリット:アニエス・ルテステュ/アルマン:ステファン・ビョユン/ガストン・ルルー子爵:カール・パケット/ブリュダンス:ドロテ・ジベール/マノン:デルフィーヌ・ムッサン/デ・グリュー:ジョゼ・マルティネズ/デュバル氏:ミカエル・ドナール/

コメントは受け付けていません。