イリヤ・レーピン 『イワン雷帝と皇子イワン』

とうとう出ました!隔週バレエDVDコレクション18『イワン雷帝』!
シリーズの中で個人的に楽しみにしていた演目です。過去に出ていた
パリ・オペラ座バレエ「イワン雷帝」全2幕 [DVD] をディアゴスティーニ・ジャパンがシリーズ化したんですね。以前は¥ 3,360 円だったのに、隔週バレエDVDコレクションでは1,990円で出しているのでかなりお得な版になっていました。
曲はシンデレラと同じセルゲイ・プロコフィエフ!映画が有名ですが、当時それに合わせて作曲したそうです。案外近年の人なのですね。今回は重厚感に溢れていました。
振り付けはグリゴローヴィチ氏。この方の振り付けは男性的なバレエ演目という印象。
「スパルタクス」も「白鳥の湖」もそうでしたが、この演目も然りでとにかく迫力がありました。
内容に関してはロシアを統一した君主の半生を描いたバレエです。
かの有名な世界遺産クレムリンに住まい、聖ワシーリー寺院を建造させた名君ですが
妻は毒殺され、自らも命を常に狙われ、猜疑心のあまり恐怖政治を敷き、人民を恐怖させたと伝えられています。上の絵はモスクワ、トレチャコフ美術館にある絵で、老いたイワン雷帝が怒りに身を任せて
息子を殴打して死なせてしまったという逸話の場面。放心している王の表情に息が止まります。
今回のバレエ「イワン雷帝」では最愛の妻を失い、狂気の世界に向かう心境をバレエで体現してました。
恋敵の貴族役で出演している、カールパケットの演技も冴えていました。(ソロも多いです)
ノーブルな雰囲気で彼の踊りはやはり目を引きます。
そして「クレムリンの鐘」を鳴らす演出で心情を巧みに表現していたのが印象的でした。
悲しくも美しい演目で「大作」と言うに相応しい風格のバレエです。

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