東京バレエ団『ベジャール・ガラ』を観ました





東京バレエ団『ベジャール・ガラ』の公演。モーリスベジャール没後5年記念シリーズで
3本立ての公演でした。

『ドン・ジョバンニ』
元のオペラは女好きのドン・ジョバンニが地獄へ飲み込まれる話です。
ベジャールのバレエ小作品では25分にまとめられており、ショパンの曲に乗って主人公ドン・ジョバンニが愛する様々な女性ダンサーが踊ります。
ピンクのレオタードのコールド(群舞)の揃った舞が綺麗でした。
冒頭でドン・ジョバンニがありとあらゆる女性が好きだというナレーションが
入ります。とはいえ、全体的に春風の様に清純で可憐な乙女の踊りの印象なので、個人的に
欲を言えばもう少し濃厚なテイストが加わって
「様々な女性」に幅を持たせて欲しい気もしました。
海外ではルードラの生徒がよく踊る演目だとか。シルフィードも加わって
「カワイイ」って言葉がピッタリな舞台でした。妖精さながら全員の
ステップの足音がほぼ皆無なのには感服しました。

『中国の不思議な役人』
前述した「ドン・ジョバンニ」と打って変わり退廃的な舞台!
上海の場末の様な雰囲気。男性の力強いコールドの踊りに引き込まれました。
一言で言えば美人局で金や命を巻き上げ、殺す話・・・;
残念ながらお子様との鑑賞にはお勧めしにくい演目ですが
その異様な雰囲気は見るものを圧倒させる『名作』でした=3
中国が舞台なので日本人が演じるのもしっくりします。
悪人の首領(森川茉央さん)は上海ギャングのオーラ満載でハマリ役ですね!
対してジークフリート(柄本弾さん)のキャラはかなり浮いていました。
主人公の中国の役人よりもインパクトがあって(ありすぎ?)獣人の様ですw
役柄か筋肉のつき方がバレエというよりボディビルダーの様に作っていたので並ぶと相対的に
娘役の小笠原亮さんが華奢な女性に見えるのは凄いかも;
中国の役人(木村和夫さん)は堅実に熱演してくれました。
ラストに走馬灯の如くコールドの女性陣に取り囲まれ、絶命しますが
役人のギラギラした欲望を押し出すのではなく、やや抑えている印象でした。渋いです。

『ギリシアの踊り』
ギリシアの風を感じる東京バレエ団の十八番♪
ハサピコ(上野水香)さんが出ると舞台の空気が変る様でした。
高岸直樹さんとの踊りには引きこまれました。
ソロの後藤晴雄さんも良かったです。
野外バレエで楽しみたくなる演目ですね。

写真は吉岡美佳さんのポワント。今回は怪我で降板されていましたが
また舞台で観るのを楽しみにしています。

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