バレエの流派について




~バレエの流派~

極めればどれも世界で通用する流派です。様々ありますが、日本ではワガノアとRADが多く、また混ざって複合型になっているスクールが殆どだと言われています。
キッチリしている方が良い様にも思われますがワガノア(ロシア)メソッドやオペラ座(フランス)など国立バレエ学校の厳格なメソッドに関しては基本的にはその国内でバレエの身体試験を通過した人が受けるプロ向けのレッスン方法なのを踏まえ、通われる方がどこまで目指すのかを考慮して選ばれるのがベターかと思います。
(※しかも海外では8、9歳頃に入学ですので未就学児童への参考には難しいです)

【ワガノア・メソッド】
ロシア、サンクトペテルブルク300年近い歴史を誇る名門バレエ学校のメソッド。アグリッピーナ・ワガノワが確立。それまでのメソッドに加えフランス、イタリアの技法も融合し、ステップを合理的につなげる様にし、従来のクラシックバレエのテクニックを体系化しました。
ロシアのバレエ界において国家的に定めている有名な教授法としてのみならず世界的な支持を得ています。

【RAD・メソッド】
(The Royal Academy of Dance=ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンシング)通称=RAD(アール・エー・ディー)
イギリス、ロンドンに本拠がある教育機関が主催している国際的なバレエメソッド。1920年ごろ設立。
レベル毎の試験の導入によって、上達の進行度を明確にしており、また教師資格取得コース等もあります。

【オペラ座・メソッド】
フランス、ルイ王朝時代の宮廷舞踊から派生した優雅さが特徴。オペラ座バレエ学校を起源とするメソッド。近畿にある京都バレエ専門学校 有馬龍子バレエ団では招聘したパリ・オペラ座バレエ学校の講師陣からフランス正統派のレッスンを受けられ、
その卒業生の方々によってオペラ座・メソッドを継承したバレエスクールが日本の各地にあるようです。

【ブルノンヴィル・メソッド】
デンマークで用いられている。オーギュスト・ブルノンヴィルの振付に見られる、素早く軽やかな足さばきが特徴のバレエ・メソッド。
ゼンツァーノの花祭り、ラ・シルフィードなどが代表作品。日本では井上バレエ団が有名。

【チェケッティ・メソッド】
イタリア人、エンリコ・チェケッティにより確立 。
力強い跳躍や回転に加え、華やかな技術が特色と言われてますが、海外ではメジャーなものの日本では少ない様です。

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