「負担が少ないバレエ教室」とは!?
「負担」とは大きく2つに分けられます。それは「経済的」と「時間的」にという意味合いです。
まず経済的な側面から考えます。
バレエは一般的に「高額な習い物」というイメージが強いですよね。
しかし、ピアノやヴァイオリンの様に楽器を揃えなくてはならない訳ではありません。
月のスクールは水泳や英語、ピアノ・・・他の習いものと同額程度です。
ただバレエには『発表会』があり、それが他の習い物と比較して高額になりがちです。
バレエはフランス宮廷文化で広がった経緯があり『観劇の舞踏』として発達してきました。他のダンスは『自分が楽しむ』方に重きを置いています。
なので舞台セットやオーケストラ、照明、衣装etc・・・こだわると果てしないのです。
リーズナブルに済ませたい方は、スポーツクラブ、カルチャーセンター、幼稚園のアフタースクール等が良いです。比較的、発表会費も抑え目です。またストレッチ目的のクラスでしたら発表会のない場合もあるでしょう。
反対に大きなバレエ団を持つ教室は「バレエのこだわり」があり、
本格的な舞台を目指しますので発表会費用は必ずありますし、概ね高額になります。
続いて時間的な側面のお話しをしましょう。
「発表会」になると親の時間的拘束が増える所は多いです。臨時の練習も入ります。また
小規模なバレエ教室では手作りの衣装やメイクなど保護者の協力が欠かせません。
なので発表会前の準備サポートからはじまり、当日もずっと楽屋で子供達のお手伝いをするというケースになりがちです。
客席からは観劇は出来ないのが少しさみしいですが、子供と沢山関われるのでそのライブ感を存分に味わえます。
対して大きなバレエ団がバックにある教室は衣装もレンタル、舞台等のノウハウも仕上がっており、かつ
団員さん方のサポートがあるので、保護者はお客様と同じシートでゆったり観劇という事も出来ます。
一番は「経済的に」「時間的に」余裕があるバレエ教室をと思われますがなかなか両立は難しい所だと思います。兼ね合いを考えて自分に合ったバランスの良い教室を探しましょう=3
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