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KICX1414

夏のサンクトペテルブルクとネヴァ河

夏のハイシーズンに行ってきました。
ロシアの古都サンクトペテルブルク。
ロシアの駅は駅名が行き先になっているのでサンクトペテルブルク駅にモスクワ駅があります。
ネフスキー通りを超えてホテルへ向かいました。緯度が高いので昼が長く楽しめます。
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抜けるような青空とネヴァ河が心地良いです。
KICX1414
このホテルはフィンランドへ行く為に
「フィンランド駅」の近くを考えて取ったのですが、アクセス、サービス共に悪かったです。
タクシーもボッタクリが多いし!
部屋がエレベーターホールと外の縁伝いに繋がっているが部屋にはクーラーが無い・・・・;
サンクトペテルブルクも夏は暑いので窓をあけるしかない。
しかしこの部屋の構造ではエレベーターホールから進入可能なので強盗が出たら、ひとたまりもない。
なのでフロントに「差額を出すので変えて下さい」と頼んでも頑なに首を縦に振らず。
TDLリソート並みの大型ホテルなのに「なぜ、そこまで;?????」というくらい
「ニエット!」(無い)の一点張り。
そして愛想もなかった。
半日粘ってとても疲れた。フザケルナー。
KICX1412
モスクワのピョートルⅠホテルがサービス、アクセス共に最高だったのでひときわそう思えたのかもしれませんが
このホテルサンクトペテルブルクは忘れる事の出来ない位、最悪の印象ホテルとなってしまいました。

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イタリアの古都ローマ『パンテオン』に眠るラファエロ

イタリアの首都ローマ。
そこには世界で最も古い石造建築と言われるパンテオンがあります。
そもそもパンテオンはローマ神を奉る神殿として
紀元前25年に初代ローマ皇帝の側近アグリッパによって建てられましたが
焼失、現在の建物は2代目です。
5大賢帝と誉れの高いハドリアヌス帝によって118年~128年に作られた強固で壮麗な建物です。
中に入ると大理石の冷ややかな空気に包まれますね。

そして何とパンテオンにはルネッサンスの偉人、
天才画家ラファエロのお墓もあります。37歳という若さで死んだラファエロですが、
卓越した絵画技術のみならず、コミュニケーション能力に秀でていたので枢機卿や上層階級にもてはやされました。
ミケランジェロガンコ親父一徹ってカンジですがラファエロは肖像画でも顔が整っていて見目麗しいですもんね。ラファエロは死ぬ直前に埋葬を「ぜひパンテオンに・・・」と頼んだそうです。
その甲斐あって一際目立つ立派なお墓でした。
ラファエロの死因はハッキリしていません。モテモテで彼女はいても結婚しなかったラファエロ。
当時のローマ最高峰の枢機卿入りを狙っていた噂もありますから
当時流行っていた毒殺で消されたという説も。誕生日に亡くなったんですよね。オソロシイ・・・!

対してミケランジェロ。人間関係的にはラフェロに比べると不器用だったので政界に乗り込める性分ではなく制作一辺倒。
システィーナ礼拝堂制作時にはローマ法王のユリウス2世と喧々諤々したものの長生きしました。

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プラケンタ(古代チーズケーキ)

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【材料】
セモリナ粉・・・60g
小麦粉・・・180g
ハチミツ・・・70g
リコッタチーズ(クリームチーズ)・・・120g
ローリエ(月桂樹の葉)・・・複数
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【作り方】
①ボールにセモリナ粉を入れ、粉がかぶる位冷水を加えて1時間置く。
②別のボールに小麦粉120gをふるい入れ、水大さじ2を加えて、よく練ってからしばらくねかせる(外皮用)。
③①のセモリナ粉の水をを捨て、水分を除いてから別のボールへ入れ、小麦粉60gを加えてねり粉状態にして寝かせる。
④別の器にチーズをかきまぜて柔らかくして、ハチミツを混ぜる。
⑤③の練り粉を6等分して、それぞれ20cm位の円状に丸く型を抜きシートにしておく。
⑥テーブルに粉をふり②の外皮用の練り粉を伸ばし直系45cm位の薄い円形にする。
⑦バターを鉄板に塗り、月桂樹の葉を3~4枚おき、⑥の外皮生地をのせる。
⑧外皮生地の上に⑤のセモリナ粉シートを載せて、上に④のハチミツペースト大さじ1を載せる。外皮生地のふちは10cmほど残しておく。
⑨⑧の上に⑤のシートとハチミツペーストを重ねていき、最後はシートで終える。
⑩土台の外皮生地を6角形状に各端を中心へ向かって時計回りに折っていく。最後に折った所は真ん中へおり込む。
⑪オーブンを220度に余熱、ベーキングカバーを被せて焼く。生地が黄金色になり端がパリパリになったら焼き上がり。
⑫焼きあがったら少し冷まして大皿へ移した後残りのハチミツを温めてケーキの上からかけて10分ほどハチミツが浸み込むのを待ち
暖かいうちに食べる。

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セモリナ粉はパスタの材料なのでやはりパスタと同じで冷えると固くなってしまうので暖かいうちに食べるのが良さそうです。
リコッタチーズとハチミツに関しては調合比率を保ちながら『古代ギリシア・ローマの料理とレシピ』より少なくしています。
またオーブンには油よりバターをひいた方が風味が良くなるのでそのレシピに変更しました。

ローリエの香りが爽やかでリコッタチーズと併せて焼くとフルーティな仕上がりに。
ハチミツの甘味も加わりアップルパイのような香りが口に拡がります。
市販にはない味なのでぜひ興味のある方はチャレンジしてみてくださいね。